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抗ピロリ菌作用
近年になって胃潰瘍の原因となる細菌の「ヘリコバクター・ピロリ」を退治するすばらしい効果があることが医学的に確認され、一躍脚光を浴び、世界中でその存在が知られることになりました。
 1999年の12月、世界でもっとも権威がある医学誌『ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』に、英国のバーネット総合病院の研究者、フウェズ博士らが 「マスティックのガムに胃の中のヘリコバクター・ピロリを退治する効果がある」 と発表したのです。「マスティックガム溶液を、培養したピロリ菌に加え、一定時間後に菌の数を測ったところ、検出限界以下に減っていた。ごく薄い溶液でも効果があり、電子顕微鏡で、マスティックがピロリ菌の細胞構造に変化を与えていることが確かめられた」と報告しました。
世界的な医学誌に紹介されたのがきっかけで、マスコミを通じてわが国にもマスティックのことが伝えられることになりました。
 フウェズ博士らは、他の実験によってもマスティックの効果を確認しています。
 そのひとつは十二指腸潰瘍の患者にマスティックを経口投与した実験で、2週間の投与で自覚症状が80%改善され、「内視鏡検査で治癒率が極めて高く、マスティックが十二指腸潰瘍治療に極めて有用」と結論づけています。
 また、20年以上の長い病歴を有する難治性胃潰瘍の愚老にマスティックを投与し、経過を観察した結果、「わずか7日日には全員の自覚症状が消え、内視鏡検査でも4週間後には80%もの高い率で胃潰瘍が治っていることが確認された」と報告しています。胃によいといわれる植物などはたくさんありますが、胃潰瘍の原因となるピロリ菌を退治できるものとなると、世界でもほとんどありません。
貴重な天然素材ということで、医師や研究者からにわかに注目されることとなったのです。
ピロリ菌の由来 胃ガン 胃潰瘍 十二指 腸潰瘍 標準株 ピロリ菌
ピロリ菌の発育を阻止する検体音頭 マスティツク 41ppm 31ppm 37ppm 62ppm
プロポリス 293ppm 390ppm - 390ppm
甘草エキス 390ppm 390ppm - 390ppm
煎茶抽出物 5000ppm 5000ppm 5000ppm 5000ppm
国産茶カテキン 含有製剤 625ppm 625ppm 625ppm 625ppm
フランス産 乳酸菌製剤 625ppm 625ppm 625ppm 625ppm

他成分と抗ピロリ菌作用の比較

測定場所:静岡県立大学食品栄養科学部微生物教室
海外の文献では、ラットに各種の薬物やストレスを与えて胃潰瘍を起こす実験で、マスティックの胃潰瘍発生阻止効果を調べた結果、すべての胃濾瘍で潰瘍発生率が約半分に減少した、との報告もあります。
 この実験ではまた、マスティックの抗濾瘍作用のメカニズムのひとつとして、プロスタグランジンの分泌を促進し、細胞保護作用を発揮することが示唆されました。一方、注射では抗潰瘍作用はほとんど得られないことも確認されたと報告されています。
 わが国でも、マスティックの効果について積極的に研究が行われています。
 静岡県立大学食品栄養科学部微生物教室で実験した結果、マスティックがごく低い濃度でもピロリ菌の発育を阻止することが確認されました。 さらに同微生物教室が、抗ピロリ菌作用があるといわれる他の食品と比較実験を行ったところ、驚くべき結果が得られたのです。
 プロポリス、甘草エキス、煎茶抽出物、茶カテキンを含む国産の製剤、フランス産乳酸菌製剤とマスティックのピロリ菌発育阻止作用を比較した結果、マスティックは他のどの成分よりもきわめて少量でピロリ菌を除菌できることがわかったのです。
 その効果は、プロポリスや甘草エキスの6〜10倍、緑茶エキスと比べるとなんと32倍もあったのです。天然素材で、これほど強力な作用を示すものが他にあるとは思えません。
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