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ギリシャ・ヒオス島

ヒオス島はギリシャ・エーゲ海トルコ寄りに浮かぶ、青と白のコントラストに包まれた、静かな島です。
1822年、2万5千人の島民がトルコ軍に惨殺された「ヒオスの大虐殺」という悲惨な歴史がある島でもあります。

 島の南部にはいまだに城塞化された、中世の面影を残す村が点在し、それぞれが独特の雰囲気を醸し出し、世界中の建築家の興味を引いている。
 別名「乳香の島」と呼ばれ、この島でも南部の一部でのみ、自生しているマスティカ(マスティック)という樹液が採れる。
 ギリシャ人は昔から腹痛を起こした時に、ここ、ヒオスで採れるマスティカの樹液をガム代わりに噛んで治すというが、最近では、マスティカが胃潰瘍の原因となるピロリ菌を殺すことがわかり、世界中から注目を集めている。
 トルコ人に追われて廃墟となった山の斜面の集落アナバトス、すり鉢状の山間にひっそりとたたずむネア・モニ修道院、早朝にはコウモリが飛び交う石造りの村メスタ、家の表面に装飾を施すピルギ、そして500メートル移動させただけで樹液を産出しなくなるというマスティカの謎、何をとっても、どこへ行っても不思議な空気が漂うこの島はまた、吟遊詩人ホメロスの出身地でもある。

ギリシャ地方の地図


町並み
ピルギの装飾
ネア・モネ修道院
大虐殺のあった丘
当時の面影を残す 風車跡
島の風景
島の風景
ギリシャ地方のマップ